今日のぶかんさん ～ぶかんさんと下剋上～

今日も今日とて今晩は、そういえばこの名義でたけとんブログに記事を書くのは初めてな気がするぶかんさんである。
登場するたびに書いている気がするが、ぶかんさんについてご存じない方もいると思う。
人生において特に重視すべき情報ではないので知らないままで構わないと思う。

その程度の情報で脳を圧迫されるほど自分はやわでない、と思う方は少し待ってほしい。


過去、人間の脳は2割程度しか使われておらず残りは未知の部分であるといわれていた。
それゆえに人は脳の力を信じ、10割の力を使えれば何でもできると思っていた。

だが、近年の研究では残り8割のうちほとんどはグリアと呼ばれる細胞でできていることがわかった。
これは固定・保護の役割を担う、いわばコンクリートのような細胞であり、そのため人間の脳はこれで全力だ。とする説が出てきている。


これを考えれば、無駄なことを覚える余地などないことがわかっていただけるだろう。


しかし、一方でグリアにも各種伝達物質の受容体が発現していることも分かっている。
このことから、グリアは単なるコンクリートではない。いわば、考えるコンクリートであるとみなされる場合も……

脱線している。ちょっと戻って何の話をしていたか確かめてみよう。

一行戻ってみると、考えるコンクリートなどというフレーズが出ていることだし、たぶんコンクリートの人権とか知的財産権の話でもしていたのだろう。

意味がわからない。先に進もう。

というわけで、ぶかんさんは次回公演も舞監さんである。
久々の舞監な気がするが、実は全然久しぶりではない。

新人公演も舞監だったし、卒公も舞監だった。というか、ここ二年ほどの間でぶかんさんが舞監でなかった舞台の方が少ない。
具体的に数字にすると、2008/02～2009/12の8公演（学園祭は除く）のうち、実に6公演で舞監をやっている。
新歓公演も舞監補佐不在時代理みたいなことをやっていたので、6.2公演ぐらいに数えていいかもしれない。
驚異の舞監率である。

なぜこんな驚きの事態になってしまったのかというと、答えは簡単で他に舞監がいないからである。

さすがにこの事態を憂いた今回の演出さんとぶかんさんは、今回はぶかんさんは一線を引いて後進の育成に回る。という密約をしていた。

しかし、蓋を開けてびっくり、なんと舞監はまたぶかんさんである。
演出さんによると、人がいないので舞監などに人手を割けない、というのだ！

これはあんまりだ、話が違う！労働者に対する搾取だ！と演出さんに詰め寄り、ハンストでもしてやろうかと思ったが思いとどまった。

（ちなみに私はハンストの意味を知らない。たぶん、ハンバーガーストアの略だろう。お前の飯を3食ハンバーガーにしてやる！みたいな脅迫だと思われる）


よくよく考えてみると演出さんはただの管理職である。
労働者は往々にして勘違いしがちなのだが、ほとんどの管理職はあくまで資本家の代理として管理を任せられた労働者である。
たしかに、直接自分たちを虐げてくるのは管理職だが、彼らもまた搾取される側にすぎず真に憎むべきはすべてを搾取している資本家なのである。


というわけで、冷静に搾取の結果誰が得するのか考えてみたが、特にだれも得していなかったので

「良かった。搾取を行う資本家はいなかったんだね」

と、いい話風な雰囲気を出してみた。



まあ、実際問題資本家がいようがいなかろうが、さすがに後進の舞監が育成できていないのは問題である。

はて、どうしようかとぶかんさんが頭をひねらせていると、演出補佐さんがちょっと忙しい役者なのでがっつりスタッフをすることを避けていた一年生を一人発見した。
すかさず演出さんが手元にあったモンスターボールを投げると見事に捕獲できたので、ぶかんさは実験室からもらってきたラットとトレードしてもらった。

こうして、ぶかんさんは、舞監助手というなの後進候補を手に入れたのである。


まあ、つまり何の話かというと。

「ブラザーへ、今日のぶかんさんはこんな感じで書けばオッケーです」

というぶかんさんから後進候補へのメッセージというわけである。

そんなわけで、次回からの今日のぶかんさんはブラザーが書いてくれるので皆様ご期待していただきたい。