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~劇団竹蜻蛉の面々が綴る、一言だったり公演紹介だったりする雑記帳~
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春公スタッフ紹介 その3 (小道具)
はじめまして、小道具担当の森レイと申します。
役者の方にも森レイという人がいますが、あちらはただ私と同姓同名の同一人物であるだけなので、どうぞお気になさらず。
さっそく本題にうつりましょう。
私は小道具担当です。職務は小道具を調達することです。
では、小道具とは何かと申しますと、道具は道具でも大道具ではない道具のことです。それでは大道具とは何かと申しますと、(これは竹蜻蛉では舞台美術さんの領分になりますが)手で持てない舞台装置のことを指すのだそうです。今回、舞台美術さんは椅子や机なんかを作っているようです。
これで分かりましたね。小道具とは、その他の手に持つ物品のことを指すのです……
え、椅子は手で持てるじゃないかですって? 
少しネタバレを致しますと(これは言っていいのでしょうか)今回の劇では、椅子を持って振り回すアクションシーンはございません。
しかしながら、原理的には確かに持てます。椅子は持てます。持って振り回すことも、可能ではあります。
実際のところ、「引越しのとき置いて行くものが大道具で、持って行くものが小道具」 という言葉がありまして、そういった業界では、大道具担当は、壁やドア、障子といった、引っ越し時にまかり間違ってもひっぺがして持っていくようなことのない部分を作りこむのに力を注いで、箪笥やベッド、そして椅子なんかは全部小道具担当にまかせるそうです。
もっとも、竹蜻蛉では事情が異なるようです。去年、劇中でこたつが使われたことがありましたが、小道具ではなく舞台美術さんの管轄でした。本棚のときも同様です。
また業界では、帽子や靴、腕時計は小道具に含める場合が多いと聞いたことがありますが、竹蜻蛉ではそれらは衣装メイクさんが担当しています。
とはいえ、こういった区分は企業ごと団体ごとでも異なる場合が多いとも聞きます。竹蜻蛉に入部されるみなさんにつきましては、日曜大工を趣味としている方は舞台美術さんに、靴に情熱を傾けている方は衣装メイクさんに入れば、幸福になるでしょう。
では、どんな人なら、小道具に入って幸福になれるのでしょうか。
日常の小物の趣味にこだわりがある人、舞台の細部に遊び心をしかけることを好む人、あるいは大工よりむしろ工作を好む人。こういった人でしょうか。
もっとも自分の嗜好とまったく異なる役職につくのも一興、恐れることはない、私だって小道具初体験なのです。
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