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~劇団竹蜻蛉の面々が綴る、一言だったり公演紹介だったりする雑記帳~
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 えー、三連続です。財前です。
みんなもっと書こうぜ…。
今回は初の音オペ。っていうかオペ自体が初です。うぉぉい。

通しのオペはひどいものでした。
見るにも聞くにも話すにも堪えません。黒歴史まっさかさま確定です。
今日はオペについてお話します。先輩の受け売りだけどね。
どの先輩が言った言葉だっけ?やべぇ思い出せない…(つД`)・゜・



去年どこかで誰か先輩が言っていたような気がする言葉を引用すると、
「役者はミスをしても助け合って舞台をつくるけど、オペは誰にも助けてもらえない。」
これは自分がまだ「役者が演技すればそれは舞台だ」と思っていた頃に先輩から頂いたお言葉です。

オペは孤独にオペ席から後方支援を行います。
いうなれば戦場におけるスナイパーの役割。

スナイパーは単独で部隊のみんなより先に行動します。広くて怖くて暗い茂みの中、敵陣のすぐ近く。
スナイパーは獲物を待ちます。たったひとりきりで。狙うはひとつ、大将首。
スナイパーは機を待ちます。ただ淡々と、ただ確実に、ただ一瞬を。

スナイパーが敵を討ちとれば、部隊は有利になります。将を欠いた敵などもはや敵ではありません。
それこそ、スナイパーの存在だけで勝敗が決まることもあるくらい(これは演劇には当てはまらないかな)。

では、もしスナイパーが敵を撃ち損じたら?

ライフルの音で見つかってしまったひとりぼっちのスナイパー。
遠くの味方には助けられるはずもない。
捕まったスナイパーを見て敵はこちらを敵と認識し、すぐにでも攻撃してきます。
ふいに訪れた味方のピンチ。
責任は、たったひとりの肩にあります。

また、スナイパーは戦場の端から後方支援を行います。
味方がおされているとき、敵を遠くから撃ち抜くのです。

では、ここで間違えて味方を撃ってしまったら?

スナイパーは、ひとりきり。誰も彼を助けられない。
でも、彼がいるといないとでは勝率に大きな差があるのです。

スナイパーにミスは、絶対に許されないのです。


舞台は役者が作るもの。
しばらくはそう考えていた時期もありました。
でも、違うんです。

音響効果、照明効果。
オペが音をならし、照明を動かした瞬間に舞台はその様子を一変させます。すべては臨場感。お客さんの心を掴んで離さないため。
逆にオペが舞台のシーン作りを失敗した瞬間、お客さんは現実に引き戻され、それこそ取り返しのつかないことになってしまいます。

もう、同じ愚は繰り返しません。
絶対にいい舞台を作りましょうね。

財前でした。


P.S.演出さん。THKへのラジオの依頼で、台本ってやっぱ俺がつくるの?マジかよぉorz
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無題
ごめん。よろぴく。
イオク 2009/06/25 Thu 09:58 Edit
!?
イオク君・・・・!!!!!!???

あぁ、ごめん、あまりの衝撃にコメントしてしまったよ。

疲れてるんだよね。そうだよね。
こかわ 2009/06/25 Thu 10:39 Edit
www
>イオク

たまには休め!こっちはこっちでなんとかしとくから!
RYO! Mail 2009/06/25 Thu 12:36 Edit
3 Comment(s)
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