~劇団竹蜻蛉の面々が綴る、一言だったり公演紹介だったりする雑記帳~
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新入生のみなさん入学おめでとうございます。皆様にはこれから輝かしい大学生活がまっていますが、その大学生活よりよくすごすために、ぜひ劇団竹蜻蛉にうんたらかんたら……
ええ、堅苦しいことはよくないですね。どうも、劇団竹蜻蛉新入生歓迎公演「景気回復 I`m OK!Ltd.」の作演出の人です。
明日の新歓祭では教室のすみっこでトーテムポールのごとく座っているので、見かけたら気軽に声をかけるといいと思います。エサは与えないでください。
教室の場所は1B308らしいですね。
ええ、この表記でたどり着ける新入生がいたら驚きなんで詳しく書くと、入学式やってたところから人の流れにのって北上……ええ、一の矢の人たちが来た方向です。平砂追越その他の住人の人は自分ちと逆方向ですね。そうするとなんだか建物と人がごった返している場所に着くんで、でっかくBって書いてある建物に入って、階段をひとつ上がればもう三階。その後は適当な教室に入れば1/8前後の確率でたどり着けるはずです。
がんばってください、栄光の学校生活にはまず運も必要です。
もっと運よく竹蜻蛉のビラをもらえたあなたは、ビラを渡してくれた人につれてってくれって頼めばつれていってくれるはずです。連れて行ってくれなかったらそれは竹蜻蛉の人ではないのでがっかりしてください。ついでにめがねを変えることもお勧めしましょう。
つくづく人生は運しだいですね。
ここからちょっと、まだサイトにリンクを張っていないのをいいことに、ちょっと長ったらしく書いてみようと思います。
さてさて、ここまでは新入生の皆さんが一直線に竹蜻蛉に来てくれると仮定して書きましたが、もしかするとまだ竹蜻蛉のブースに来る決意ができていない皆さんもいるかもしれません。いけませんね、戦場で躊躇は命取りです。そして新歓祭は戦場です。つまり、新歓祭で躊躇は命取りです。
下手に戸惑っているとはげたかのような上級生に行く気のなかったサークルに運ばれ、丁重にもてなされ、うっかりそのサークルに興味をもってしまったり、そこで運命の出会いとかしてしまうかも知れません。冗談ではありませんね、運命は自分でつかむものです。いってることの矛盾?いいえ、人間は常に進歩するものです。
運命は自分で切り開くものです、が、外部から得た意見が己の糧となるのもまた事実。少し宣伝でもしますかね。
竹蜻蛉に限らず、演劇の懐は案外深いです。
自分を見てもらいたい人、自分で作った大道具・小道具をより多くの人に見てもらいたい人、演技をするのが好きな人、光や音でものを表現するのが好きな人、とりあえず作業をしたい人、仲間がほしい人、人を意のままに扱いたい人、とりあえずお客さんを驚かせるのが好きな人……何かひとつ目的があれば誰でもウエルカムです。
高校のときも演劇をやっていた?それはそれは、ぜひその経験を生かしてください。
元運動部だから表現なんてわからない?何を言いますか、体の動かし方を知っている。そんな大きな武器があるじゃないですか。
音楽しかやっていなかったからとてもとても?なにをいいます、視覚以外へのうったえ方を知っているなら、それは長所に他ならない。
今まで何もやっていなかった?それはすばらしい、先入観を持っていないということは自由な表現ができるということです!
必要なのは何かをしたいという意思です。十中……六、七ぐらいは演劇でできることです、残りは今はやっていないが誰かが-もしかしたらあなたが-「できること」に変えることです。
ここまで読んで竹蜻蛉のブースに来る決心はつきましたから?それは重畳、では、教室の隅っこであなたの来訪を心よりお待ちしています。